新幹線と在来線が並行する区間の特例
新幹線と在来線が並行している区間では、原則として、同じ線として営業キロ等の計算をします。新幹線に乗っても、在来線に乗っても、運賃は同じです。(新幹線に乗る場合は、別途新幹線特急料金がかかります)。
新幹線と在来線の並行区間
- 東海道・山陽新幹線:東海道本線・山陽本線・鹿児島本線(東京ー博多)
- 九州新幹線:鹿児島本線(博多ー新八代、川内ー鹿児島中央)
- 東北新幹線:東北本線(東京ー盛岡)
- 上越新幹線:東北本線・高崎線・上越線・信越本線(東京ー新潟)
新幹線と在来線を別線として扱う区間
新幹線と在来線が並行している場合でも、次の区間内の各駅(両端の駅を除く)を発駅もしくは着駅または接続駅とする場合は、別の線として営業キロ等の計算をします。 別線扱いの区間上にある在来線駅に行く場合は、新幹線と在来線が連続する乗車券を購入することができ、重複乗車とはみなしません。。
東海道・山陽新幹線と在来線 | 品川~小田原、三島~静岡、名古屋~米原、新大阪~西明石、福山~三原、三原~広島、広島~徳山 |
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九州新幹線と在来線 | 博多~久留米、筑後船小屋~熊本 |
東北新幹線と在来線 | 福島~仙台、仙台~一ノ関、一ノ関~北上、北上~盛岡 |
上越新幹線と在来線 | 熊谷~高崎、高崎~越後湯沢、長岡~新潟 |
例:岡山から新幹線を利用して名古屋経由で岐阜まで乗車する場合
岡山~名古屋間の営業キロ366.9キロと名古屋~岐阜間の営業キロ30.3キロを合計して397.2キロ。は数は切り上げて398キロとして計算します。名古屋ー大垣間を重複乗車とはみなしません。